家をよい状態に保つために欠かせない外壁塗装ですが、外壁塗装工事と聞いても、塗装工事の内容や工期などに精通している人は意外と少ないことでしょう。
外壁塗装工事への一般的な印象としては、「ただ壁にペンキを塗るだけ」と思われているのも事実です。
しかし、実際には塗装には多くの工程があり、工程のそれぞれが重要です。
一般的な目安ですが、外壁の塗装には7～10日かかるとされています。
ただし、これは外壁を塗るのにかかる作業日数に過ぎません。
塗装作業に加えて屋根塗装を行う場合は、10日から14日程度かかります。
なぜ外壁と同時に屋根の塗装を検討するかというと、外壁塗装が必要となってくる築7～8年目にもなると、通常は屋根の方にも塗り替えの必要が出てくるからです。
屋根と外壁の両方を一気に塗装してしまうことで、屋根のために改めて日程を組まなくてもよくなります。
また、外壁と屋根を一度に塗装したほうが、コスト面でも安くあがると考えられます。
例えば、外壁の劣化が激しいのに比べて、屋根の方はそうでもないと感じ、屋根の塗装を後日考えることにするとします。
そうすると、数年後には屋根の再塗装が必要になり、人件費や足場代などで、またお金がかかることになります。
さらに、屋根の塗装だけを後回しにした場合、屋根を洗浄する過程で流れ出た汚れが外壁に付着してしまうこともあり、そうなると追加費用が発生する可能性があります。
そのため、屋根の塗装も含めて正確な日程やかかる日数を把握しておくことは、工事を依頼する際の不安を少なくするためにも重要です。
なお、当記事内で説明している工期は大まかな目安であり、使用する塗料の種類によって前後することがあります。
いわゆる特殊な塗料を使う予定ならば、その分塗装作業が難しくなり、経験豊富な業者さんにお願いする必要が出てきます。
外壁塗装を成功させるためには、職人さんとのコミュニケーションを大切にし、どのように仕事を進めているのか、各工程で丁寧な仕事がされているかなど、随時確認するようにして下さい。
最近では、家電製品を購入する時と同じように、少しでも安く請け負ってくれる業者をオンライン上で探したり、複数の見積もりを取って値下げ交渉をしたりすることが簡単にできる世の中です。
とは言え、外壁塗装は職人の腕が大切で、電化製品と同じように単純に値段で選ぶのは危険です。
余計なトラブルを避けるためにも、外壁塗装業者を選ぶ際には値段だけに気をとられることなく、技術やサービスの質を見極めるのが大切と言えます。
外壁塗装でお悩みのことがあれば、一度山田塗装までお問い合わせ下さい。
